愛猫にあげるご褒美フードとしてはビスケットや鰹節など様々な物がありますが、手軽かつお手頃で、非常に人気の高い新定番として定着しつつあるのが「CIAOちゅ~る(チャオチュール)」です。
CMなども好評で愛猫家から非常にリピート率が高い特徴のあるこのチュールはどんな商品なのか?
成分や安全性から始まり、実際の利用者の口コミの分析や、チュールがどんな猫に向いているのか?について分析していきます。
また実際にチュールが気になった人のために、相場や入手場所についてもご紹介します。
目次
猫のおやつ「チュール」は安全!?原材料や添加物を調査

猫のおやつとして大人気のチュールですが、原材料や添加物も多いと不安を持っている方も多いかと思います。
まずは、チュールの原材料や添加物について紹介します。
チュールの主な原材料
チュールは複数の味が出ていますが、その中でもスタンダードな「CIAOちゅ~る まぐろ」の原材料を調べてみると、まず主原料としてまぐろとそのエキスが使われており、次いでたんぱく加水分解物や糖類、植物性油脂などが入ってきます。
たんぱく加水分解物はタンパク質を加水によってアミノ酸やペプチドに分解したもので、旨味やコクを増すために使われます。
植物性と動物性どちらのものかは不明である点には注意が必要かもしれません。
また植物性油脂なども猫の食いつきは良くなるのですが、過剰なカロリーになりやすい成分ではあります。
チュールの主な添加物
チュールの添加物の種類は、やや多い特徴があるようです。
増粘剤(加工でん粉)や増粘多糖類、紅麹色素、アミノ酸調味料などが含まれています。
チュールに使われている加工でん粉は穀物由来のものが使われているため、猫が穀物アレルギーかどうかは確かめて与える必要があるでしょう。
また増粘多糖類も食品にとろみを付けるために添加されています。
増粘多糖類は天然多糖類を2種類以上使って作られていますが、この内訳を見ることはできないため何が使われているかはわかりません。
公式では加工でん粉の穀物アレルギーに関する注意喚起がされていたので、アレルギー物質が使われている可能性は低いですが、確実とは言い切れない点はあるでしょう。
安全性は高い物ではあるものの、猫にとっては不要な着色料として「紅麹色素」が使われています。
今の所この紅麹色素が原因での健康被害報告はありませんが、やはり不必要なものが添加されているのはやや心配、といった所でしょう。
安全性は大丈夫?
チュールは添加物の種類が多く、また穀物アレルギーには注意が必要ですし、中には原材料がわからない添加物も存在します。
しかし1日の摂取量が少ないおやつということもあり、よほど頻繁に与えない限りは健康被害が出る摂取量に至る事は滅多にない事がほとんどです。
目安とされている1日4本までを守って与えていれば、アレルギー以外ではトラブルが起こることはないでしょう。
猫のおやつ「チュール」利用者の口コミ

人気が高いことで有名な「チュール」ですが、実際に「チュール」をあげてみた方達の口コミをチェックしてみましょう。
チュールの口コミ その1「食いつきがすごい」
やはり多くの愛猫家が実感しているのが、他のおやつと比べても食いつきが良くなったという物です。
ウェットなおやつは香りも立ちやすく、匂いで食べ物を判断する猫にとっては口に入れやすい物です。
しかしウェット系のおやつは全体的に高価ですし、小分けされておらず保管も大変な傾向にあります。
その点小分けされていて与えやすく、猫にウェット系のおやつを初めて与える人が増えたのも、チュールが猫にとって好まれやすいという口コミの元になっているようです。
チュールの口コミ その2「食欲がない猫の療養食にピッタリ」
チュールは猫の食いつきが良くなるため、食欲のない時に便利という声も多くありました。
普段のフードの上にチュールを掛けて提供することで、食欲が無い猫でもなんとか食べてくれるようです。
またチュールには数多くの種類が出ており、その中にエネルギーチュールという療養食タイプの物も有ります。
食の細い子などにも使いやすいようです。
チュールの口コミ その3「全く食べてくれない」
口コミの殆どは食いつきが良いというものでしたが、中には愛猫が全く食べてくれないという意見も見られました。
猫も人と同じく一匹一匹食の好みが違っており、高いキャットフードが好きな猫や、逆に安いキャットフードでないと食べてくれない猫もいます。
そういった少し食の好みが変わった猫の中には、チュールがどうしても好きになれない子もいるようです。
猫のおやつ「チュール」はこんな猫ちゃんと飼い主におすすめ

猫のおやつである「CIAOちゅ~る」は、概ね猫の大好物になる傾向が強いようです。
そのため猫とのコミュニケーションに使うと非常に効果的です。
例えばなかなか猫が懐いてくれないという場合、まずは指に付けて舐めさせてあげるなどして与え続けることで次第に警戒が解けて、気を許してくれるようになります。
現状で猫と打ち解けられないという飼い主さんにとてもおすすめできるおやつと言えるでしょう。
またどうしても帰りが遅くなるなどして、猫にかまってあげる時間がない飼い主さんにも適しています。
久しぶりに猫とスキンシップできる時は、チュールを与えながらだと良いでしょう。
猫は美味しいおやつと優しい飼い主の印象が強く結びつくため、かまってあげられない期間が長くなって忘れられそうになっても、チュールを与えればあなたのことを思い出しやすくなってくれます。
猫のおやつ「チュール」はどこで買える?値段は?

チュールをもっとも簡単に手に入れる方法は通販などがおすすめです。
Amazonなどの、ある程度のまとめ買いをすることで送料が無料になる通販サイトを利用することでお得に購入することができるでしょう。忙しい時でも「置き配」などを利用すれば、家に待機しなくても受け取ることが可能です。
思い立った時すぐに欲しいという場合は、ドラッグストアなどでも取り扱いがあるので、最寄りの店を覗いて見るとよいでしょう。
おおよその値段は、3種類の味が入った120本入バラエティパックで4,000円前後(1本当たり33円)、小容量の20本入で764円(1本当たり38円)程度となっています。
まとめ買いの方が若干安くなるものの、劇的に安くなるというわけでもないですし、やはり購入から時間が経つといくら密封とは言え風味が落ちていくので、そこそこの期間で消費できる量を定期的に購入した方が良いでしょう。
キャットフードの「チュール」は1日4本を守れば安全性の心配は無し!
チュールで猫ちゃんに幸せなおやつタイムを作ってあげよう
CIAOちゅ~るは主原料は非常にシンプルですが、キャットフードとしては比較的多くの増粘剤や着色料などの添加物が加えられています。
しかし分かる範囲では特別健康被害を引き起こすような物は無いので、穀物アレルギーがなければ安心して与えられるオヤツと言えるでしょう。
価格は1本当たり40円前後となっており、ドラッグストアや通販などで手軽に入手可能です。
体に優しいエネルギーチュールなどもあるので、猫ちゃんの状態や好みに合わせて選択してあげると良いでしょう。