シュウ酸カルシウム尿石症

比較的高齢の猫に多い尿石症の一種

腎臓や尿管、膀胱、尿道にシュウ酸カルシウムの結晶・結石ができてしまう病気です。

ビタミンCの過剰摂取だけでなく、水分不足やストレス、環境的要因(トイレが汚い、トイレの数が足りていないなどで、おしっこを我慢する)、また、シュウ酸の多く含まれている食べ物の過剰摂取(ほうれん草など)により引き起こされることがあります。予防方法として最も効果的なのは、「小まめに水分補給をさせて、尿の濃度をさげること」です。

猫は自発的に水を飲むことが少ないので、ウェットフードなどを利用して、食事と一緒に水分を補給させることが良いと考えられます。