【キャットフード図鑑】オリジンは子猫用から成猫までカバー|独自評価してみた

「オリジン」は猫の体を理解した上で作られた「バイオロジックフード」のキャットフードです。

販売しているメーカーは原材料や生産方法にこだわり、高品質なキャットフードを提供しています。

猫にオリジンを食べさせる場合、原材料などを理解しているといいでしょう。

これから、原材料や生産者から分析した安全性をご説明します。

また、オリジンの評判や食べさせるメリット・デメリット・どのような猫に向いているのかなどもご紹介しますので、参考にしてみてください。

キャットフード 「オリジン」の安全性は?原材料や生産者から分析します

キャットフード「オリジン」は、猫の進化および生物学的ニーズに合わせた原材料になっていることが特徴です。

猫は本来、肉食でした。そして、現在でも、動物性タンパク質が豊富な食材を必要としています。

そこで、オリジンは栄養が豊富な肉からとれるタンパク質を含んでいるのです。

動物性原材料は90%以上で、野生猫の食事に近いと言えるでしょう。

オリジンに含まれるタンパク質は全体の40%を占めています。

脂質は20%で、カロリーは100g当たり406kcalです。

肉の3分の1は七面鳥肉とディハイドレート鶏肉で、脂肪分が少ないタンパク質になっています。

ディハイドレート鶏肉とは、水分を飛ばした乾燥鶏肉です。

それらの肉を、新鮮なうちに低温調理および空気乾燥することで、栄養価を濃縮しています。

よって、タンパク質や栄養が豊富なのです。

また、オリジン独自の「ホールプレイ比率」があり、臓器や卵・魚などを使って、カルシウム率なども考えています。

その結果、猫の生物学的に適正となる食事を実現しているのです。

オリジンは穀物を使っていない「グレインフリー」であることも特徴です。

例えば、トウモロコシや小麦などの穀物は、猫にとって消化しづらい成分になります。

また、アレルギーを起こす可能性もあるでしょう。

アレルギーや消化不良を起こすと、嘔吐や下痢を起こして危険です。

オリジンはグレインフリーのため、消化不良やアレルギーの心配はありません。

原材料は肉が約90%で、10%は果物や野菜・ハーブです。つまり、消化の際に負担が少ない配合になります。

そして、人工添加物を使っていないのも、オリジンの特徴です。

酸化防止剤として、天然成分の「ミックストコフェロール」を使っています。

オリジンの生産者は、品質や生産方法に妥協しないと宣言しています。

栄養バランスを徹底的に計算して、独自の配合率を実現しているのです。

また、自社工場で全てを生産していて、外注などはしていません。

品質管理にもこだわっているため、安全性は高いと言えるでしょう。

キャットフード「オリジン」の実際の利用者の評判は !?

オリジンを実際に利用している人からは、高評価を得ています。

猫に食べさせたところ、「毛艶が良くなった」という評価がありました。

これは、良質なタンパク質を多く含んでいるからでしょう。また、肉独特の匂いがあり、猫の食い付きがいいという意見もありました。

ただし、キャットフードとしての価格は高めです。多頭飼いする飼い主にとっては、負担が多くなってしまうようです。

キャットフード「オリジン」を選ぶ上で参考にしたいメリットとデメリット

オリジンのメリットは、品質がいいことです。猫にとって最適な栄養素が含まれています。

また、オリジンには4種類あり、猫の状態によって、合うものを選択できるのもメリットです。

「キャット&キティ」は全年齢の猫が食べられるキャットフードで、肉や魚をバランス良く食べたい猫に向いています。

「レジオナルレッド」は、現在の体型を維持したい猫用のキャットフードです。

鶏肉よりもさらに高タンパク質なヤギやイノシシの肉を使っています。

脂質やコレステロールも低めです。

オリジンは肉類にアレルギーがある猫でも食べられる商品があります。

「シックスフィッシュ」は、全体の85%以上を魚で作ったものです。肉より消化吸収が良く、肉類アレルギーや消化不良を起こしやすい猫も食べられるのはメリットでしょう。

また、オメガ3脂肪酸も豊富で、動脈硬化の予防にもなります。

減量が必要な猫に最適なのが「フィット&トリム」です。

脂肪分が少ない赤身肉を使い、カロリーも抑えられています。

そして、脂肪の燃焼をサポートする「L-カルニチン」を含んでいるのです。

豆類も多く含まれていて、腸内環境が整います。

オリジンのデメリットは、価格が高いことです。品質にこだわりがあり、良質な原材料を使用しているため、高価になってしまいます。

例えば、340gで約1,000円です。

また、2kg以上購入すると、7,000円前後になります。

キャットフードにかけられる価格はそれぞれの飼い主で異なりますが、「購入できない」「たまにしか食べさせられない」という人もいるでしょう。

また、天然の保存料を使っているため、日持ちは長くありません。購入してから日が経つと、劣化する場合もあります。

一般的に、開封後1~2ヶ月以内に使い切るのが望ましいです。

キャットフード 「オリジン」はこんなこんな猫ちゃんにオススメ!

オリジンは子猫から成猫まで、どの年代でも食べられます。

特に、「成長期の猫」や「毛並みの悪い猫」「食が細い猫」に向いているでしょう。

成長期の猫

成長期の猫は、多くの栄養素が必要になります。特に、高タンパクな食事が摂れるといいでしょう。

急激に体が大きくなっていくため、カロリーや脂質が高い食事も必要になります。

よって、高タンパク質なオリジンは、成長期の猫に向いているのです。

また、子猫の場合、消化器官が未熟な場合もあります。

穀物を使用せず、生物学的特性も踏まえたオリジンは、子猫や成長期の猫にいいでしょう。

毛並みの悪い猫

毛並みの悪い猫は、栄養が偏っている可能性があります。

特に、タンパク質が少ないと、毛並みに大きく影響するのです。

よって、オリジンを食べることで、良質なタンパク質が体内に入り、毛並みが改善される場合があります。

食が細い猫

食が細い猫の場合、オリジンを少しでも食べれば、栄養をとることができます。

食い付きが良くなるケースも多く、少食の改善策になることもあるでしょう。

偏食をする猫も、オリジンを食べれば、不足分の栄養を補充できます。

オリジンは栄養豊富なキャットフード!

オリジンは猫の生態を理解した上で作られたキャットフードで、栄養が豊富です。

グレインフリーや天然の酸化防止剤を使用するなどのこだわりもあります。

また、自社工場のみで生産しているため、品質管理のレベルも高いです。利用者からも高評価を得ています。

オリジンを食べさせることで、猫の栄養不足を改善したり、毛並みを良くしたりできるでしょう。

ただし、価格が高いので、注意が必要です。これを参考に、オリジンのキャットフードについて理解し、使用を検討してみてください。