老猫向けキャットフードのおすすめの選び方と製品まとめ

みなさんは、普段どのようにキャットフード選びをしているでしょうか。

原材料や味、安全性など色々なことをチェックしているかもしれませんが、大切なのは猫の年齢に合わせて選ぶことです。

特に飼っているのが老猫なら、キャットフード選びにも慎重になったほうがよいでしょう。

老猫になると食欲が落ちたり、硬いドライフードが食べられなくなったり、様々なトラブルが起きやすくなります。

今回はそんな老猫におすすめのキャットフードや、キャットフードを選ぶときのポイントなどを紹介していきます。

老猫だからこそキャットフードは質の良いものを選ぶ

人間と同じように、猫も歳をとると体がどんどん弱っていきます。

老猫になると免疫力が低下し、腎臓病や肥満、糖尿病などの病気にもかかりやすくなるので、飼い主がしっかり気をつけてあげなければなりません。

特に注意したいのがキャットフードです。キャットフードは毎日食べるもので、猫の体調にも様々な影響を与えます。

老猫に合っていないキャットフードを与えると、なかなか食べてくれなかったり、吐き戻しが増えたりすることもあります。

様々なキャットフードが販売されていますが、若い猫に向いたものから老猫用のものまで種類は豊富です。

成猫用と老猫用では、使われている原料も大きく変わるので、間違った選び方をすると大切な猫に大きな負担をかけてしまう可能性があります。

老猫は成猫よりも体調を崩しやすいので、どういうキャットフードが老猫におすすめされているのかをしっかりチェックしてから、与えるものを選ぶようにしましょう。

老猫のキャットフード選びでおすすめの3つの着眼点

ここで、老猫向けのキャットフードを選ぶ上で参考になる着眼点をご紹介します!

老猫のキャットフード選びの着眼点① 高タンパクなキャットフードを選ぶ

老猫は若い猫に比べると吸収率や食べる量が減ってしまいます。

そのため、老猫用のキャットフードを選ぶ時は、少量でもしっかりとタンパク質を摂れるものを選ぶようにしましょう。

特に重要になるのが動物性タンパク質です。猫は本来肉食動物なので、肉や魚に含まれる動物性タンパク質が欠かせません。

原材料をチェックして、良質な動物性タンパク質が含まれる肉や魚を使用しているか見ておきましょう。

老猫のキャットフード選びの着眼点②  キャットフードの形状も大切

老猫は噛む力が弱くなるので、食べやすい形状のキャットフードを選ぶことが大切です。

歯が抜けてしまう老猫も多く、大粒のキャットフードではあまり食べてくれないこともあります。

ドライフードならなるべく小粒のものを選ぶとよいでしょう。

中には老猫用に液体タイプになっているものもあるので、ドライフードの代わりに与えてみるのもよいかもしれません。

老猫のキャットフード選びの着眼点③ 添加物が使われていないものを選ぶ

老猫になるとだんだん免疫力が低下してしまうため、安全性の高いキャットフードを選ぶようにしましょう。

特に注目したいのが添加物です。着色料や酸化防止剤などの添加物は、猫の内臓に負担をかけてしまいます。

中には発がん性のリスクがある添加物もあるので、免疫力が低下している老猫に与えるのは避けましょう。

原材料をチェックして酸化防止剤として使われるBHTやエトキシキンなどが含まれていないか、着色料を使っていないかなどを見るようにしてください。

老猫用のキャットフードに変えるおすすめのタイミング

猫は7歳からシニア期に入るため、基本的には7歳が老猫用のキャットフードに切り替えるタイミングになります。

しかし、猫の加齢速度は個体差があるので、飼っている猫の生活習慣や食生活を見ながら判断することが大切です。

猫は加齢によって活動量が減ってきます。

あまり走り回らなくなった、食欲が減ってきたと感じたら7歳になる前でも老猫用のキャットフードに切り替えたほうがよいかもしれません。

病歴によっても変わるので、何か変化を感じた時は獣医さんに相談しながら、老猫用のキャットフードに切り替えるか決めるとよいでしょう。

老猫におすすめのキャットフード5選

老猫におすすめのキャットフード① 低アレルゲン原料で作られている「モグニャン

モグニャンは、白身魚をメインに作られたキャットフードで、穀物は一切使用していないのでアレルギー対策にもぴったりなキャットフードです。

白身魚には、オメガ3脂肪酸と言われる心臓病やアレルギーに効果が期待できる成分も含まれているので、老猫にも向いています。

高タンパク低カロリーのキャットフードで、形状が小粒になっているので高齢の猫にも安心して食べさせることができます。

老猫におすすめのキャットフード② 液体タイプで食べやすい「カロリーエースプラス

カロリーエースプラスは、デビフペットが販売している液体タイプのキャットフードです。

猫用の流動食として作られているので、体が弱った老猫や食欲不振の猫にも安心して与えられます。

他の缶詰タイプのキャットフードやドライフードに混ぜて食べさせることも可能です。

着色料や発色剤などの添加物を使用していないのも嬉しいポイントです。

老猫におすすめのキャットフード③ 老猫のために作られた「シニアキャット&ウエイトマネジメント

シニアキャット&ウエイトマネジメントは、老猫のために作られたキャットフードです。

ターキーをメインの原料に使っているため、高タンパク低カロリーで、カロリーを気にする老猫にもぴったりです。

他にもリンゴやかぼちゃなど、お腹の調子を整えてくれる原料をバランスよく配合しています。

老猫におすすめのキャットフード④ 脂肪分とカロリーが抑えられた「ヒルズ サイエンス・ダイエット シニアライト

肥満が気になる老猫におすすめなのが、ヒルズ サイエンス・ダイエット シニアライトです。

100gあたり319kcalと非常に低カロリーで、脂肪分も抑えられているので体重が気になる老猫にも安心して与えられます。

老猫におすすめのキャットフード⑤消化率が高い「ファインペッツ

ファインペッツは、消化機能が落ちている老猫にもおすすめなキャットフードです。

消化吸収率が87%と非常に高く、食欲がない老猫にも少量与えるだけでしっかり栄養補給ができます。

アレルギーの心配が少ないアヒル肉やニシンを主原料に使っているのもポイントです。

尿路疾患の予防効果も期待できるので、予防食としてもおすすめなキャットフードとなっています。

老猫に合ったキャットフードを選んで長生きしてもらおう!

老猫は免疫力が落ちたり、消化機能が低下したりするので、どんなキャットフードを与えるかが重要になります。

高タンパク低カロリー、食べやすい形状、添加物が含まれていないものなど、チェックすべきポイントは多いです。

適当にキャットフードを選び、老猫に合っていないものを与えてしまうと、愛猫を危険に晒してしまう可能性もあるのです。

猫の体調や食事している時の動きなどをしっかりチェックして、年齢に合わせたキャットフード選びをするように心がけましょう。

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