チュールとは、猫向けの液状おやつのことです。
猫を飼っている方で知らない人はいないと言って良いほど人気のおやつ。
食いつきが良く、食が細い猫でも喜んで食べてくれるはずです。しかしチュールはおやつなので、キャットフードと同じように与えるべきではありません。
それでは、チュールは1日にどのくらいの量を食べさせて良いのでしょうか。
今回は、チュールの適正量や与える頻度などについて紹介していきます。猫を飼っている方は、ぜひ参考にしてください。
目次
チュールは食べ過ぎに注意!
いなばペットフードから販売されているチュールは、ほとんどの猫が好きだと言われている評判の良いおやつです。
チュールを開封すると、猫が好む香りで食欲を促進します。
味のバリエーションも豊富で、猫が好きなまぐろやかつお、ささみといった様々な味から選べるのが特徴。
普段あまりキャットフードを食べない猫も、チュールを与えると喜んで食べてくれたという声が多いです。
ついついたくさん食べさせてしまうと思いますが、チュールの食べ過ぎには十分注意しましょう。
チュールばかり与えていると、キャットフードを食べなくなるかもしれません。
濃い味付けで調味料が含まれているため、舌がわがままになり偏食になる恐れがあります。
チュールに慣れすぎると、普通のご飯が食べられず食欲不振になるケースもあります。
チュールは約90%が水分なので、キャットフードのように豊富な栄養を摂取できるものではありません。
そのためチュールに依存しすぎると、栄養不足になる可能性も考えられます。
また食べ過ぎによるカロリーの過剰摂取は、肥満になりやすいので注意が必要です。
子猫はよく動きエネルギーをたくさん消費しますが、歳を重ねると運動量が減ります。
運動量が減ったら、おやつのカロリーをコントロールして肥満を防ぎましょう。チュールには添加物が入っているため、アレルギーを引き起こす可能性もあります。
添加物が気になる方は、無香料・無着色料タイプのチュールを選ぶことをおすすめします。
チュールしか食べないときは?
チュールを与えすぎると、キャットフードを食べなくなる場合があります。
チュールしか食べなくなったときは、気に入っているキャットフードに混ぜて与えてみてください。
猫はチュールの香りを好むため、キャットフードに混ぜるだけで食べてくれるかもしれません。
キャットフードにチュールをかけるだけだと、チュールだけを舐める可能性があるので注意が必要です。
もし愛猫のご飯にお困りの方は、獣医師監修の手作りキャットフード「ミャオグルメ」を試してみてください。
新鮮な国産食材だけを厳選したご飯で、総合栄養食の基準にも準拠しているため、おやつやトッピングとしてだけではなく、主食としても食べ続けてもらえるご飯です。
今なら予約販売が送料無料980円でお試しいただけます。
チュールを食べる適正量は?
チュールなどのおやつを与える際は、まずは適切なカロリー量を把握するようにしましょう。
猫の種類や年齢などによって1日に必要なエネルギー量は異なるので、猫ごとにカロリー計算する必要があります。
インターネット上で簡単に猫のカロリー計算ができるので、そういったサイトを利用してみると良いでしょう。
猫のおやつは、1日に必要な総カロリー量の約20%以内が理想的だと言われています。
例えば、1日に必要なカロリーが210kcalの場合、おやつの目安は42kcal以内となります。
チュールの1本あたりのカロリーは約7kcalなので、パッケージに記載されている1日4本(約28kcal)という目安は摂取の範囲内となります。
ただしチュールを与えすぎると依存性が高くなるため、1日1~2本程度に抑えることがおすすめです。
チュールは何歳から食べていい?
1歳までの子猫用チュールが販売されており、生後半年頃から食べさせることが可能です。
ただし子猫のうちはまだ身体が発達していないため、栄養のある食事だけを与えるのが適切だと言えます。
固いキャットフードを食べられるようになるまでは、基本的におやつを与える必要はありません。
早くても固形物を食べられる生後半年を過ぎた頃から、栄養バランスなどを考慮すると、1歳を過ぎてからおやつを与えるのが好ましいでしょう。
子猫用として研究開発されているおやつなので、身体の成長具合によっては3~4ヶ月頃から与える飼い主さんもいます。
しかし、小さいときからおやつを与えすぎると、栄養が偏ったり肥満になるリスクが高まるので注意が必要です。
猫は空腹でストレスを感じることがあるため、少量の食事やおやつを複数回に分けて与えるのが基本です。
チュールなどのおやつを効率的に活用し、猫が満足感を感じられるようにしてください。
チュールを与える適切な頻度は?
おやつの過剰摂取を防ぐために、チュールは少しずつ食べさせるのがおすすめです。
1本のチュールを1日2~3回に分けて食べさせてみてはいかがでしょうか。
ただし、チュールは保存料が使用されていないため、開封したその日のうちに食べ切ってください。
必ずしもおやつを食べさせる必要はないので、2~3日に1回程度のペースでも良いでしょう。
家庭によっては、1週間に1度くらいのペースで与えるケースもあります。
チュールを食べさせるタイミング
チュールは、しつけのご褒美として特別なときに与えてみてください。次のようなタイミングでチュールを食べさせてみましょう。
- お風呂や爪切りの後
- トイレトレーニングのとき
- 留守番した後
また食欲不振になっているときもチュールが活躍します。
キャットフードを食べる量が減ったときは、チュールを与えて食欲促進に繋げましょう。
処方した薬を与えたいときにも使えます。チュールに薬を混ぜれば、嫌がらず食べてくれるはずです。
薬を嫌がらずに飲んだときのご褒美として与えるのも良いでしょう。
猫には適切な量のチュールを与えましょう
食いつきの良いおやつとして人気のチュール。
チュールはおやつの役割だけでなく、食欲不振のときや薬を与えるときにも便利です。
しかし、好きなだけ与えて良い訳ではありません。あまりたくさん与えすぎると、肥満になったり腎臓や肝臓に負担がかかるので注意が必要です。
適正量と適切な頻度を守った上で、猫に食べさせてあげましょう。
チュールは子猫用や総合栄養食など、バリエーションが豊富なのが魅力です。ぜひ飼っている猫が好きな味を見つけてください。