尿路結石

尿路結石(尿石症)とは腎臓から尿管、膀胱、尿道の中に結晶や結石ができる病気です。

主な症状としては膀胱や尿道を傷つけたり、尿道に詰まり、排尿時に酷い痛みがあります。

猫に多い代表的な結石の種類は、尿がアルカリ性に傾くと作られやすく、比較的若い猫に多い「ストルバイト結石」と、中〜高齢の猫に多く、尿が酸性に傾くと作られやすくなる「ショウ酸カルシウム結石」があります。

尿路結石は状態によっては手術が必要になったり、命に関わることもある病気です。繰り返し再発してしまう恐れがあるので、生涯付き合う病気でもあります。

日頃から食事に気を配り、水分を十分に補給できるような環境を作るなどの予防対策を行い、快適な状態を保てるようにしてあげましょう。