目やにが気になった時のキャットフードの選び方

猫を飼う大半の人が市販のキャットフードを選ぶことが多いですが、注意してほしいのは体に合わない食事を与えると体に影響が出る場合があるということです。

もし体に合わない食事を続けると、猫の健康を害することになってしまいます。

猫は言葉で説明できないため、異常は行動や体の状態で確かめる必要があり、その兆候を見逃してしまうと重症化して手が付けられなくなる恐れがあります。

ここでは、猫の健康を考えたいという飼い主のために、病気の症状で変えるキャットフードの選び方をご紹介します。

キャットフードの選び方は病気の症状で変える目やに

猫が病気になった時に特に注意してほしいのが、症状に合わせてキャットフードを変えることです。

なぜ症状に合わせてキャットフードを変えなければらならないのかというと、食事の栄養素が病状を悪化させてしまう恐れがあるというのが理由です。

わかりやすい例でいえば、重病リスクのある糖尿病です。

糖尿病は膵臓から分泌されるインスリンの分泌量に異常が出ることで、血液中に糖分が過剰に残る状態になります。

消化吸収されずに残った糖分が細胞組織を壊してしまい、動脈硬化や心筋梗塞そして目の病気など様々な症状を引き起こします。

この糖尿病は猫にも発症件数が増えており、これはキャットフードの過度な栄養素が関係しています。

元々猫は野生の生き物であり、普段は獲物を狩ることで食事を得ています。

しかし、俊敏に動ける猫でも食事にありつける確率は低く、基本的に野生のネコ科の生き物は1週間に1度のペースで食べられれば幸運です。

ただ1週間に1度のペースで食事にありつけるということは、1週間前に食べた食事は完全に消化され、体の中に残っていない状態です。

つまり、栄養を十分に吸収し終えて体の中から老廃物がなくなった状態は、猫にとって体に良い状態です。

しかし、飼い猫となった場合は人間の生活に近いため、1日3食というペースで食事の提供を受けます。

飢餓のリスクを猫の本能が知っているので与えた食事はすべて食べてしまいますが、それは猫にとって決して良いものではありません。

なぜなら本来狩りで生活をする生き物が常に食事にありつけるということは消化吸収する時間が短いため、常に栄養素を体に取り入れている状態になります。

1週間に一度のペースが適当な体に常に栄養を与えられると、当然ながら臓器に悪影響を出てしまいます。

それが食事による害であり、便秘や肥満から始まり最終的に引き起こす病気の一つが「糖尿病」ということになります。

もし糖尿病予備軍になっているのにもかかわらず、これまで通りのキャットフードを与えてしまうと糖質過剰で負担が大きくなります。

そこで、糖尿病及び予備軍になってしまったときには、キャットフードは消化吸収が出来ない穀物が入っていないだけでなく、野菜が中心のタイプに切り替える必要があります。

体の状態によってキャットフードを変えることで、猫の体の状態を健全に戻すことが期待できます。

 

猫の目やにの源とは

猫を病気にしないためには兆候を見逃さないことが大事とお伝えしましたが、その兆候の中で注意してほしいのが「目やに」です。

目やには免疫機能が働いた後に出る老廃物であり、目の中に炎症を引き起こす物質が入ってきたときに抗体が戦うと薄い透明な膜が出ます。これは抗体が異常と戦った後の残骸であり、それが何層にも重なると目やにになります。

目やにの原因としては、基本的に「アレルギー」と「病原菌」の2種類に分かれます。

そもそも、目やにといっても全く問題ないタイプがあり、それは生理現象によるものです。

目は別名「剥き出しの臓器」と言われているように、常に外の光景を脳に知らせるために瞼を開けて周辺を見ています。

しかし、瞼を開けているということは、常に空気中に存在する埃や雑菌の影響を受けているということです。

雑菌やほこりの影響を放置すると目に多大な影響を及ぼすため、脳が指令を出して目の神経に影響を与えて涙を流します。

その涙で眼球を覆うことで、雑菌やほこりが付着しても影響を及ぼさないようにしているのです。

ですが、涙は液体ですから、空気に触れれば残骸とともに表面に残ります。

これが正常な目やにであり、正常な状態だと「目の周りに薄い膜が出来るもしくは白い残骸が残る」だけです。

特に何もしなくても問題ありませんが、猫が不快に感じてしまう恐れがあるので見かけたときにはティッシュでふき取ってあげましょう。

目やには「目の周りに薄い膜が出来るもしくは白い付着物が残る」のが正常ですが、もし「黄色もしくは茶色の膜もしくは付着物」がついていた場合は注意が必要です。

それは猫の目に異常が発症し、過剰に抗体が反応している証だからです。

その原因が「アレルギー」だった場合には、猫が花粉症による急性アレルギー症状もしくはハウスダストによる慢性アレルギー症状を引き起こしている可能性が高いです。

急性アレルギー症状の場合はアレルゲンに近づけなければ大丈夫ですが、ハウスダストが原因の慢性型だと簡単には治らないので注意すべき状態になります。

もし重症化すると角膜炎や結膜炎を引き起こし、長期療養が必要になるだけでなく放置をすると失明をする可能性があります。

もう一つの原因の「病原菌型」というのは、猫は常に顔をきれいにするために手でなでる行為をします。

ただ土の中にいる雑菌が顔をなでることで付着してしまい、それが誤って猫の目に付着することで感染します。

それ以外では猫は縄張り争いをする生き物ですから、他の猫とのけんかの際に相手から移されることもあります。

その代表例というのが「ヘルペス」や「カリシ」などの猫特有のウイルス感染です。

 

キャットフードの選び方で目やにがなくなる!?

目やにが出る主な理由は「アレルギー」と「病原菌」ですが、どちらにしても根本的な原因は猫の健康状態が悪くなっているからです。

猫の健康状態が悪いと、過剰に抗体活動が起きてしまうので余計に目やにが出てしまいます。

そのため、キャットフードを抗体活動に良い影響を与えるものに変えてあげることで目やにの発生を抑えることができます。

猫の健康を害してしまうのは、本来体になじまない穀物が含まれていたり、安価にするために加えられている添加物が原因です。

添加物を加えることで栄養やかさ増しが出来るのですが、それは決して猫にとって良いことではありません。

そのため、目やにが気になるときには安価なキャットフードではなく、少し値を張りますが添加物が入っていないキャットフードを選ぶと目やにの発生を改善することができるでしょう。

 

目やに対策にオススメのキャットフードを3つ選んでみた

目やに対策にオススメのキャットフードの選び方は、いかに「余計なものが入っていないか」にかかっています。

そこで目やにに悩んでいる飼い主のために、ここでは3つほどご紹介します。

目やに対策にオススメのキャットフード① モグニャン

通販で購入が出来る「モグニャン」は、新鮮な白身魚を取り寄せて作っているキャットフードです。

無添加というだけでなく、食材も低農薬などの体に害が少ない営農で育てられた野菜類を使うことで、低カロリー高蛋白質でありながら栄養バランスも優れています。

目やに対策にオススメのキャットフード② カナガン

「カナガン」はイギリスの老舗メーカーが作るキャットフードで、上質な環境で育てられた鶏肉を中心に猫の体でも消化吸収が出来るように加工したイモ類を加えることで栄養バランスが良いのが特徴です。

目やに対策にオススメのキャットフード③ シンプリー

「シンプリー」は4種類の魚をブレンドしたキャットフードで、こちらも消化吸収がしやすいように加工したサツマイモなどのイモ類を加えています。

最大の特徴は嗅覚が衰えた老猫のために、魚の香りのあるフレーバーを加えていることです。

香りを添加することで嗅覚を刺激し、食が細い子猫や老猫にも最適なキャットフードです。

 

キャットフードを変えても状態が変わらないなら迷わず病院へ

目やには体が異常をきたしている兆候の一つで、目に雑菌やほこりが入る事で炎症を起こしています。

炎症は食事に含まれている消化吸収が出来ない穀物や添加物が影響を与えるため、もし目やにがひどい場合には無添加のキャットフードを与えることが大事です。

注意してほしいのは、キャットフードを変えて1か月以上たっても状態が変わらない時です。

もし、状態が変わらないのであれば、それは猫の体内で重大な病気が起こっている可能性が高いため、迷わずに病院を受診するようにしましょう。

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