【飼い主必見】ベンガル猫に最適なキャットフードの選び方を基礎から徹底解説

ベンガル猫のキャットフードはどのような選び方をしたら良いのかと悩んでいる人もいるのではないでしょうか。

猫によってどんなキャットフードが適しているかは異なるため、飼い主は自分の猫に合わせて最適なキャットフードを選び出すのが大切です。

ベンガル猫のキャットフード選びではどんな条件を満たすものにすると良いのでしょうか。

この記事ではベンガル猫にとって最適なキャットフードの選び方を基礎的なところからわかりやすく紹介するので参考にしてください。

まずはベンガル猫の特徴をおさらい!

ベンガル猫のキャットフードの選び方について見てみる前に、まずはベンガル猫の特徴を簡単におさらいしておきましょう。

ベンガル猫はヒョウ柄で厚めのふわふわとした滑らかな毛に覆われているのが特徴です。

体格的にもしっかりしている中型猫なので、野生のヒョウを思い浮かべる人も多いでしょう。

普段の動きも力強くて機敏なのがベンガル猫の特徴ですが、性格は荒々しいことはあまりありません。

むしろ人懐っこい性格のことが多く、屋内でじゃれて遊びやすい猫としても人気があります。

他の猫とのコミュニケーション能力もあるため、違う種類の猫と一緒に飼ってもけんかをすることがあまりありません。

概して飼いやすくて見た目も美しいことから人気が高くなっています。

ベンガル猫のキャットフードは必ず良質なタンパク質のものを選ぶ

ベンガル猫のキャットフードの選び方としてまずはタンパク質を重視するのが肝心です。

ベンガル猫は野生のベンガルヤマネコとイエネコの交配で生まれてきたのが特徴として知られています。

野生の猫は基本的に肉食で、ヤマネコは特にハンターとしての資質を持っている場合がほとんどです。

そのため、ベンガル猫は肉由来のタンパク質から体を作り上げる代謝系が強くなっています。

肉には脂やビタミン、ミネラルなども含まれていますが、大半はタンパク質で構成されているのが特徴です。

良質なタンパク質を与えることでベンガル猫は元気に成長するようになります。

キャットフードのタンパク質源として肉は貴重なもので、キャットフードの26%以上を占めるのが望ましいとされています。

キャットフードの中には30%以上ものタンパク質を含んでいるものもあり、ベンガル猫に与えるものとしては魅力的な候補です。

ただ、キャットフードによって使用しているタンパク質源には違いがあります。

良質で良いとされているのはラムやボアー、ターキーなどで、チキンでも新鮮なものを使用しているなら安心です。

魚も良質なタンパク質を持っているのでサーモンやホワイトフィッシュなどを使用しているキャットフードはベンガル猫に適しているでしょう。

逆にチキンミールやポークミールなどの品質がよくわからない原材料を使用しているキャットフードは避けた方が無難です。

ヒューマングレードではない可能性もあるため、体調に悪影響を及ぼすリスクがないわけではありません。

ベンガル猫が野生の血を濃く引いていて肉食動物としての特徴が強いことを知っていると、キャットフードではグレインフリーを選ぶことが重要だというのを想像できる人も多いでしょう。

グレインフリーとは小麦やトウモロコシ、大麦やオーツ麦などの穀物を一切使用していないことを意味します。

人にとっては穀物は炭水化物源として重要な意味を持ちますが、人は雑食で穀物も食べる生活を送ってきた歴史を持っているのが猫との違いです。

猫の場合には穀物を食べる習慣がもともとあまりなかったので、穀物の消化吸収があまり良くありません。

ベンガル猫の場合にも例外ではないので、グレインフリーにしておいた方がおなかの調子が良くなるでしょう。

また、ベンガル猫の中には穀物アレルギーを持っている猫もいます。

猫の食物アレルギーの中でも小麦やトウモロコシなどへのアレルギーは頻度が高いことが知られているので、キャットフードには含まれていないのが望ましいでしょう。

アレルギーにすぐに気づいて飼い主が対処できれば一大事にはなりませんが、気付かずにアレルギーのあるものを食べさせ続けていると抜け毛や皮膚のただれなどが生じてきてしまいます。

体調も悪くなってきて、キャットフードも食べなくなりがちです。

必ずしも全てのベンガル猫が穀物に対してアレルギーを持っているわけではありませんが、グレインフリーにしておけば安心です。

ただし、ベンガル猫にも炭水化物は必要です。

グレインフリーの場合にはジャガイモやえんどう豆などのイモ類や豆類によって炭水化物を接種できるようにしているキャットフードが多くなっています。

猫はキャットフードだけを食べて生きていくので、総合栄養食になっていることが大切です。

炭水化物フリーとグレインフリーは違うので注意してキャットフードを選びましょう。

ベンガル猫のキャットフードはウェットフードがおすすめ

ベンガル猫に与えるキャットフードとして高タンパク質でグレインフリーのものを選ぼうとラインナップを見てみると様々な候補が見つかるでしょう。

その中でもおすすめなのがウェットフードです。

ウェットフードはフード自体が柔らかいので年齢を問わずに食べやすく、顎や歯などにトラブルが生じていても食べ続けられるメリットがあります。

また、食事をしながら水分も一緒に供給できるので、脱水症状などのトラブルも起こりにくいのが魅力です。

ベンガル猫の中には高タンパク質のドライフードを与えているとおなかの調子が悪くなる猫もいます。

生肉とは違うのでなかなか好めず、食いつきが悪いことも決して少なくありません。

ウェットフードは一般的に高タンパク質でもおなかが緩くなることが少なく、風味が豊かで食いつきが良い傾向があります。

いつも元気でいて欲しいと考えるなら、ウェットフードの中から良質なタンパク質を含む、グレインフリーのキャットフードを選び出しましょう。

ベンガル猫の特徴に合わせてキャットフードを選ぼう

ベンガル猫は野生の資質を強く持っていることから、良質なタンパク質を多く含む、グレインフリーのキャットフードを選ぶのが大切です。

健康な体を作るのに適しているだけではなく、アレルギーも起こりにくいので安心して与え続けられるでしょう。

さらにウェットフードを選べば年齢を問わずに食いつきが良くなります。

柔らかくて風味豊かなウェットフードの中から自分の飼っているベンガル猫に合うものを選び出して与えるのが元気と健康につながるでしょう。