色々な商品が販売されている子猫用のキャットフード。
どれを選んだら良いのか悩んだ経験はありませんか。
成長期を迎えている子猫にはたくさんのカロリーと栄養が必要で、キャットフード選びによっては今後の猫の食生活や健康にも影響を与えることがあるのです。
そこで子猫を飼っている人が知っておきたいキャットフードに必要な要素と、キャットフードのおすすめランキングを紹介します。
基本を知っておけば、自分の猫に合ったフードが選べるようになります。
ぜひキャットフード選びに役立ててください。
キャットフードランキングの前に子猫に必要な要素を全ておさらい!
成長するときに大きなエネルギーを使うと言われている子猫には、タンパク質が含まれていてカロリーがしっかり摂れるキャットフードを選びましょう。
タンパク質は筋肉や内臓を強くさせるためにも欠かせない要素です。
特に肉類から、良質なタンパク質やカロリーが摂れるものを購入します。
魚でも良質なタンパク質は摂れますが、青魚などに含まれているタンパク質は子猫の消化器とは相性が悪いと考えられています。
身体に負担を掛けないためにも、なるべく肉類で作られているキャットフードにしましょう。
タンパク質は全体の30%程度、カロリーは100グラムに300キロカロリー以上入っているキャットフードが最適です。
購入するときにはタンパク質やカロリーの数値を気にして、ピッタリの商品を選びます。
安全性が高いことも、猫には欠かせないポイントです。
人口添加物が多く含まれていると、子猫には悪影響かもしれません。
キャットフードの中には匂いや見た目を良くするために人口添加物を使っているものがありますが、まだ身体の弱い子猫には負担が大きいです。
思ってもみなかったトラブルが現れたり、病気になってしまう心配があるのです。
着色料や発色剤、保存料や香料などを使っているフードは避けましょう。
子猫にキャットフードを与えるタイミングは、生後8週間以降です。
キャットフードに慣れて貰うためにも、ウェットタイプのフードを選ぶことも大切です。
噛む力がまだ備わっていない猫でも、食べやすく工夫されています。
ウェットタイプのものが見つからないときには、ドライフードをふやかして与えましょう。
液体ミルクやぬるま湯で柔らかくして、子猫でもスムーズに食べられるようにしてあげます。
徐々に噛む力が備わってきたら、ドライフードに切り替えます。
子猫におすすめのキャットフードランキング【タイプ別】
子猫のためのキャットフードには、大きく分けてドライフードとウェットフードがあります。
ドライフードは食べごたえがあり、満足感を感じられます。
ウェットフードは食べやすく、飲み込みやすいのが良いところです。
子猫におすすめのドライフードランキング
第1位:アカナ (ACANA)
新鮮で上質なタンパク質が含まれています。
鶏肉を使っているので、消化器が弱い子猫にぴったりです。
プレミアムフードとして知られていて、全体の7割が鶏肉という贅沢さです。
子猫たちの食いつきが違うという口コミもあるほどです。
穀物は使われておらず、肉感が強いので満足度も高くなっています。
100グラムあたりカロリーが410キロカロリーと、しっかりカロリーが摂れるのも魅力です。
第2位:Orijenキャットフード キャット&キトゥン
原材料は生産者が厳選したものだけで、こだわりの強いキャットフードとなっています。
原材料に使われた鶏肉がパッケージに使われているので、どのような過程で作られたのかひと目で分かります。
肉の美味しさや風味が生かされているので、食欲が無い子猫にもおすすめです。
100グラムあたりのカロリーは406キロカロリーです。
第3位:ネスレピュリナペットケア ピュリナワンキャットフード
コスパが良く、幅広い飼い主に選ばれているのがこの商品。通信販売のランキングでも上位に君臨するほどの人気で、ドライフードの代表的なものとなっています。
贅沢感は少なめですが、毎日の食事に向いています。
肥満の予防にもなり、食べ過ぎ傾向のある子猫にも与えたい製品です。
100グラムあたりのカロリーは330キロカロリーで、全年齢対象です。
子猫におすすめのウェットフードランキング
第1位:ロイヤルカナン ウルトラ ソフト ムース ベビーキャット
小さな猫でも食べやすいように、ムースになっているウェットフードです。
猫が美味しいと思える味はもちろんのこと、栄養面もきちんと考えられています。
離乳食として与えることもでき、ミルクと混ぜると生後4ヶ月程度の子猫にもあげられます。
成長して食感に飽きてきたら、少しずつドライフードと混ぜてカリカリ感を楽しめるようにしましょう。
子猫だけでなく、栄養が必要な授乳期の母猫にも使えます。
第2位:カルカン パウチ 12か月までの子ねこ用
マグロのジューシーさが際立つウェットフードで、肉ばかりに飽きてしまった猫にちょうど良いフードになっています。
小さなフレーク状なのでほぐす必要もなく、少しずつ食べる子猫も食べやすいのが嬉しいポイントです。
タンパク質も多く含んでいて、子猫の成長のサポートをしてくれます。
ゼリー仕立てで、子猫の小さな喉にも通りやすいです。
第3位:キャットフード とろリッチ 子猫用
成長期の子猫に向けたフードで、身体を大きくするための栄養素がたっぷり含まれています。
ささみと魚の2つの材料が使われていて、旨味もあるのが魅力的です。
とろみが付いていて食べやすく、ドライフードと混ぜて与えることも可能です。
パウチで販売されているので、一回分を素早く取り出せます。
子猫におすすめのキャットフードランキング【商品別】
ピュリナワンシリーズ
第1位:1歳までの子ねこ用
主原料はチキンで、お肉感を存分に味わえます。
1キロあたりの値段も抑えられていて、コスパも良いです。
タンパク質が40パーセント含まれていて、カロリーも高いことから成長に欠かせない要素も揃っています。
オメガ3脂肪酸が含まれている魚油も使われています。
第2位 避妊&去勢した猫の体重ケア
子猫か避妊や去勢をしたとき用です。
子猫だけでなく全年齢対象で、ターキーをメインとしたフードとなっています。
低カロリーなので、あまり動けない手術後向きです。
低脂肪ながら、必要な栄養は摂れます。
カルカンシリーズ
第1位 やわらかチキン
チキンの食べごたえを残しつつ、ウェットフードにすることで食べやすさを追求しています。
小さめのフレークで、子猫もスムーズに食事が出来ます。
第2位:かつおと野菜味 ミルク粒入り
1歳未満の子猫に必要な栄養素が全て揃っていて、総合栄養食の位置付けです。
カルシウムたっぷりのミルクも入っているので、成長途中の歯や骨の健康を守ってくれます。
消化器がまだ発達していない子猫のために、お腹の調子を整えるオリゴ糖を配合。
小分けパックなので、いつでも新鮮な風味を楽しめます。
【キャットフードランキング番外編】子猫の頃の食生活がその後の一生の食生活を決める
子猫の頃の食生活がその後の食生活に影響を与えるとも言われ、小さな頃からの食事への配慮は欠かせません。
きちんと食事ができ、必要な栄養を摂るためにも小さなうちから飼い主が気を付けてあげるようにしましょう。
好き嫌いなく何でも食べられるように様々なキャットフードを与えて、食事の楽しさを教えてあげることが重要です。
成長に合わせてキャットフードを選んであげる
生まれてから1年未満の子猫の成長スピードは早く、猫の生涯の中でも一番栄養が必要な時期とも言われています。
ミルクを卒業してキャットフードをあげるときは子猫の状態を考えて、離乳食からウェットフード、ドライフードと徐々に移行していきましょう。
原材料やカロリーもきちんとチェックして商品を選びます。太り気味のときには無理やりカロリーを与えるのではなく、低カロリーの食事に切り替えることも忘れてはいけません。
常に子猫の様子を観察して、その時にぴったりのフードを与えるようにします。